子育てで1番といっていいぐらい頭を悩ませる「しつけ」について
日本教育文化研究所が1030人の親を対象に「子供に家庭で教えるべき大切なことは?」についてアンケートしたところ、「あいさつ・礼儀」の回答が79%。
次に、75%が「感謝を伝える言葉」、「ウソをつかない」が41%でした。子育てママの悩みとも言える“しつけ”の問題。
ちゃんと成長してほしいからこそ、どうしても敏感になってしまいますよね。さて、しつけにはどんな方法が効果的なんでしょうか。
<悪いことだけ叱るのはダメ>
悪さしたり言うことを聞かなかったときだけ叱ったり怒鳴ったりするのはダメです。ちゃんとできたとき、良い行いをしたときには大げさなくらい褒めることも大事。
「叱る」と「褒める」のバランスが平等でなければ子供の感性は育ちません。褒めて伸ばし、ときには叱って“正す”の繰り返しが効果的なしつけと言えるでしょう。
いいことをしても褒められず悪いときにだけ叱られて育つ子供は自己愛が低くなってしまう恐れがあり、将来的にコミュ障の原因になる可能性もあるので気をつけてください。
<親が挨拶することから!>
子供が挨拶しない原因は親の行動が影響している場合もあるので要注意。ご近所さんとすれ違ったりするとき、親が挨拶しない姿を見て子供もマネするのです。
なぜなら、「ママがしないことを僕がやったら叱られるかもしれない」と警戒心が働き、ママの行動や言葉から学んでいく傾向があります。
ですから、子供に覚えてほしいと思うしつけは、まずはママが積極的に行って見せてあげること。そのうえで、「ちゃんと挨拶しなさい」というのが基本ですよ。
<最終的には鬼から電話>
スマホアプリを使ってしつけるのも一つの手段。8つのシチュエーションで子供を叱ってくれますが、言うことを聞かないと“鬼から電話がかかってくる”というインパクトの強さ。
反対に妖精やサンタクロースが“褒めるバージョン”もあるので、アメとムチを上手に使い分けて利用すると効果的かもしれませんね。
ユーザーの口コミで話題となり、「すぐに言うことを聞く!」「鬼から電話が来るよというと反省する」など、想像を超える効果みたいでダウンロードする親が増えているそうです。
少しでもしつけの参考になれば幸いです。
たった3つの方法ですが、ママがしつけに対する意識を変えるだけで自然と子供の態度も良くなっていきます。重要なのは「褒める」と「叱る」のバランス。
そして、「ママやパパが見本になる」ことです。当たり前のことだと思うでしょうが、意外と習慣になっていない親も多いんです。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか。
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