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子供が「好き嫌いになる原因」と「嫌いな食べ物を克服する2つの方法」

子育てママさん必見!「好き嫌いになる原因」と「嫌いな食べ物を克服する2つの方法」をご紹介

子育てママにとって子供の好き嫌いは大きな悩み。「わたしの料理が不味いのかな?」「栄養が偏りそうで心配…」など、人それぞれ不安もあるでしょう。

でも、ご安心を。決してママの料理が不味いわけじゃないんですよ。2015年5月号・母の友によると、「子供の好き嫌いは“生きるための本能”だから心配ない」とのこと。

 

好き嫌いは子供の本能?

本来人間は苦味と酸味を嫌う傾向があり、成長していくにつれて味覚が変化し、苦味と酸味に対応できるようになります。

ところが子供は、“危険な食べ物”を区別する基準がないため、本能的に備わっている苦味と酸味を拒否する能力で判断しているのです。

たとえば腐った食べ物などは苦味や酸味といった刺激が伴いますから、大人であれば趣味期限や状態を見て確認できますが子供は理解できません。

つまり子供は、苦味や酸味を感じると本能的に“危険”と判断して嫌いになっているわけです。また、子供の味覚は大人の3倍らしいので、拒否反応が強くなって当然なんですね。

 

<強要・叱るは逆効果>

無理に食べさせようとするのは好ましくありません。食べなかったときに叱るのも逆効果。人間は食べることで何かしらの満足感を得ると、その食べ物を好きになる性質があります。

この仕組みを「味覚嗜好学習」と言いますが、子供も同じように、食べて満足感や優越感を得ればそれまで嫌いだった食べ物でも好きになる傾向があるんです。

だから、叱るのではなく褒めることが重要。「これは美味しい食べ物」「食べると元気になる食べ物」というサインを送りながら、少しでも食べたらとにかく褒めましょう。

 

<食べ物への関心をもたせる>

好き嫌いを克服する2つめの方法は、料理をつくっているママの姿を見せること。その際は、子供に楽しく話しかけながら料理するのがポイントです。

「これ美味しいんだよね~」「ママの大好きな野菜なんだよね~」など子供が興味をもちそうな言葉を投げかけ、食べ物への関心を膨らませてあげることが大切。

そして子供が食べたときに褒めてあげる!すると「ママが好きな食べ物」「食べたら褒められた」「今度も食べよう」という味覚嗜好学習が働いて嫌いな食べ物を克服しやすくなります。

一緒に台所に立って見せたり経験させたりしてあげることでワクワク感や楽しみが食への関心につながり、自然と好き嫌いが直るケースも珍しくありません。

子供とのコミュニケーションも深まりますし、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

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