東芝のCM「あなたとLEDの10年」がじんわり感動するんです。
この10年間は、あなたにとってどんな時間でしたか?
大人になると、毎日が本当に慌ただしく過ぎていってしまいますから、10年ってあっという間ですよね。
仕事やプライベートが忙しくて、振り返る暇がなかったという人も、こちらの動画「東芝 CM LED 「あなたとLEDの10年」篇」をご覧になれば、「あんなことがあったな」「そういえばこんなことも…」と一気に記憶の扉が開くことでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=4agC9mMNezs
このムービーの語りは、なんと玄関を照らしている「LED電球」。
どんなに疲れた日も変わらずに「ただいま」と帰ってくる父親と家族を、LED電球はいつも見つめていたのです…。
父親のあなたや父親のことが大好きなあなたなら、きっとこみあがる涙を抑え切れないはずです!
父親は得てして不器用で自分のことを話さないものです…
玄関は、家と社会をつなぐ扉。
家を出るときには「よし!」と気合が入り、外から帰ってきたときには「ほっ…」と気持ちが安らぐ場所です。
玄関につけられたLED電球は、家の主である父親の姿をずっと見つめ続けていました。父親は、毎日家族のために働いています。
LED電球に言わせれば、「けして派手な会社員ではない」けれど、どんな天気の日も、娘と喧嘩した日も、仲直りした日も、毎日決まった場所に仕事に行き、そして帰ってくるのです・・・。
社会に出ると、このことがどれだけすごいことかがよくわかりますよね。
しかし「けして派手ではない」けれど、がむしゃらに働いていた父親に変化が訪れます。
LED電球がつけられてから2034日目のこと。
帰宅時に具合が悪くなり、同僚にかつぎこまれてしまったのです。
父親の気配がなくなった玄関が物悲しい…2042日目まで、玄関に父親の姿は見られません。
最悪の事態を想像しながら見ていると、2043日目に、娘と連れ添った父親が「ただいま」と帰ってくるではありませんか!
父親はおそらく、入院加療後に元気になったのでしょう!
LED電球は続けます。「あれから、あなたは変わりました」と。
父親の心境がどのように変化したのかはわかりません。でも、父親の表情は一貫して柔らかく、以前とは明らかに違います。
証人であるところのLED電球も「微笑みが灯ることが多くなった」と嬉しそうに語るのでした。
ちょうどLED電球がつけられてから10年。
父親は定年の日を迎えました。
電球は父親の定年退職とともに、その役目を終えるのです・・・。
2分という短さながら、まるで映画のような美しい映像とストーリーに引き込まれること間違いなしの、感動ムービーです。
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